スマブラSPのベヨネッタの立ち回りやコンボについて解説をして行きます。
スマブラSPのベヨネッタの評価は?
技一発一発のダメージはそれ程高い訳ではありませんが、ベヨネッタには豊富なコンボルートが存在するためダメージを稼ぐ事には全くもって困る事が無いファイター。上強攻撃や下強攻撃など近距離から手軽に暴れからコンボに繋げられるため、近距離を仕掛けにいってゴリゴリ火力を稼いでいきましょう。
上必殺技や横必殺技をコンボの起点にするのも優秀。これらの技は着地隙が出てしまうため使いどころを見極めていく必要がありますが、決まりさえすれば40%は簡単に稼ぎだしてしまいます。試合序盤からダメージレースで相手よりも優位に立ち、終始落ち着いた立ち回りをすれば相手がミスをしやすくなるので、そこを的確に狩っていければ理想的な試合運びが出来たと言えます。
ただし、ベヨネッタは全体的に操作制度が難しい上に、ダメージを稼ぐ手段こそ豊富であるものの、撃墜出来る技がある程度限られています。
相手がベヨネッタ対策バッチリで、横スマッシュ攻撃や後ろ空中攻撃などのベヨネッタの主力撃墜手段を拒否されてしまうと、200%近くになっても撃墜出来ない事もざらです。いかに強力な技を通して相手を早期撃墜出来るかが、ベヨネッタ使いの腕の見せ所であると言えるでしょう。
安定したコンボでダメージレースで優位に立ちやすい試合をしたい方にベヨネッタがおすすめです。
弱~各種強攻撃
弱攻撃(バレットパンチ→コンボスイープ→スイングアップ→ファントムラッシュ→ファントムフィニッシュ)
ベヨネッタの弱攻撃は発生は9Fと弱攻撃全体で見るとかなり遅い部類にはなりますが、近距離で暴れたい時には何かと便利になる技。下強攻撃の後隙を誤魔化したい時に使ってみたり、回り込み回避で相手の裏を取った時の暴れとして弱攻撃を狙いにいってみましょう。
弱攻撃を打つごとに前進する特性があるため、相手がステップやダッシュで近づいてくるのを読んで連打していても噛み合う場合も多いです。百裂攻撃のファントムラッシュをシールドされてしまうと相手の最大反撃を貰う可能性が高くなるので、相手が守りを固めているようであれば途中で解除して次の行動に移りましょう。
横強攻撃(バレットヒール→コンボツイスト→ライジングキック)
メタナイトの横強攻撃のように3連続で攻撃を繰り出せる技。弱攻撃みたいな使い方が出来るので、近距離での暴れや相手がベヨネッタの目の前で後隙をさらした後の反撃として狙いに行きます。
最終段のライジングキックが当たれば相手を上方向へと浮かせるため、その後は前空中攻撃などで追撃に行きさらにリターンを稼いでいきましょう。こちらも前進しながら攻撃をするため、相手がステップを刻む事が多ければ置き技として使ってみるのもアリです。
上強攻撃(チェーンアッパー)
上方向に相手をすくいあげるように攻撃。技の後隙が少ないので、攻撃がヒットした後は様々な技に繋げてコンボ火力を稼いで行けます。低%帯であれば上強攻撃→上必殺技からのコンボに繋げ、100%以上になったら上強攻撃→上空中攻撃でしぶとくダメージを稼いでいきましょう。
技の後隙を誤魔化すようにぶっ放して行ったり、空中から透かし着地をして相手がシールドを解除したところに噛み合わせていくなど、主に相手と密着した時のリターン狙いで打っていくのがおすすめです。
下強攻撃(トリップサークル)
相手の足元を蹴り払う攻撃。こちらもベヨネッタの優秀なコンボの起点として大活躍してくれる技の1つとなっており、ヒット後は主に前空中攻撃などに繋げてコンボ火力を稼いでいきます。
上強攻撃のような攻撃範囲は無いものの、下強攻撃の方が発生が早く後隙も短いメリットがあるため、こちらは主に地上で読み合いを仕掛けてくる事が多い相手へのけん制として使っていくと通りやすいです。
ベヨネッタのしゃがみ姿勢は低く、場合によっては相手の攻撃をかわしながら下強攻撃を当てられるため、しゃがみ状態をキープしながらトリップサークルを狙ってみる立ち回りも取り入れていくと良いでしょう。
ダッシュ攻撃~各種スマッシュ攻撃
ダッシュ攻撃(スティレット)
ダッシュモーションから一瞬だけ静止した後、急加速をしながら相手にパンチを繰り出すようにダメージを与える技。主に浮かした相手の着地を読んで相手の攻撃が届かない位置から振ってみたり、ダッシュやステップを刻みながらおもむろにぶっ放していく使い方をして行きます。
一瞬止まる性質があるため、相手視点からしてみると来ると分かっていてもなかなか反撃が取れないです。地上で嫌らしくスティレットを通し続ければ、相手は空中に浮きたがるようになるので、そこを空中横必殺技などで叩き落としていく読み合いもあります。
横スマッシュ攻撃(アンブランストレート)
魔界から召喚した腕を使い、相手を殴りつけて吹っ飛ばすスマッシュ攻撃技。根元よりも先端の拳部分の方がダメージや吹っ飛ばしが強いので、出来る限り先端が当たるように上手く間合いを調節していきたいところ。
技を出す瞬間にパンチの角度を変える事が出来ます。身体の小さなピチューのようなファイターだと普通の角度のパンチは当たらない場合があるため、基本的にはスティックを下に倒して下方向へパンチをして行くのがおすすめ。
主に相手がベヨネッタの目の前で隙をさらしたのを確認して狙いに行ったり、相手が突っ込んでくるのを読んで引きステップから狙いに行く使い方が比較的当てやすいです。
上スマッシュ攻撃(ウィケッドアッパー)
魔界からの腕を使ってアッパーで攻撃。上方向への吹っ飛ばしが非常に強いため、主に相手の撃墜手段として使っていきます。
浮かした相手への着地狩りとして使えるのはもちろんですが、前方向への攻撃判定もかなり長いです。相手がステップを刻んでいたり攻撃をブンブン振り回してくる立ち回りをするようであれば、ウィケッドアッパーを置いて嚙合わせるイメージで使っていくと当てやすいです。
下から上へと攻撃判定が伸びるため、小ジャンプや大ジャンプから攻め込んでくる相手にも打ち勝てる点も、ベヨネッタの上スマッシュ攻撃の強いところとなります。
下スマッシュ攻撃(ヒールストンプ)
魔界から召喚した脚を使って相手を上から踏み潰す技。空中にいる相手に当てればメテオとなるため、主に復帰をしてきた相手に対して崖掴まりに合わせるように狙って行きたいところ。相手が1回崖を離した後の2度目の崖掴まりには無敵が付いていないので、相手が崖を離してステージ下へ避難したようであればヒールストンプを当てるチャンスとなります。地上で当てても大して吹っ飛ばしには期待出来ないので、基本的には狙うのは崖付近のみとなります。
各種空中攻撃
通常空中攻撃(スピニングキック)
脚を伸ばしてグルっとプロペラのように回転して相手を蹴りつける攻撃。Aボタンを押しっぱなしにしておけば、グルグル回転して攻撃の持続時間を伸ばす事も出来ます。
主に大ジャンプから上から被せるように持続部分を当てに行く使い方をしても良いですし、相手をステージ外に追い出した後の復帰阻止として使うのもかなり当てやすいのでおすすめです。きちんと相手の復帰ルートを読んで置いておけば、復帰を詰ませてそのまま1ストック奪う事も可能です。
小ジャンプから最速で出しても、プリンのような小さいファイターには地上にいる状態では当たらないため、シールド解除からの暴れとしてはあまり向いていません。
前空中攻撃(エアリアルバレットパンチ→エアリアルコンボスイープ→スイングダウン)
ベヨネッタの前空中攻撃は他の一般的なファイターとは異なり、Aボタンを複数回押せば弱攻撃のようにコンボとして連続で技を当てる事が可能です。全段ヒットすれば17%程度となかなか美味しいダメージが稼げるので、ヒット確認が出来たら確実に3発当てて火力を稼いでいきましょう。
下りながら出しても最終段に繋がりにくいので、主に登りながら前空中攻撃を狙って行くのが一般的。相手が通常必殺技のバレットクライマックスを嫌って上からジャンプで攻めてくる立ち回りをしてきたら、エアリアルバレットパンチを先出しして相手のジャンプを潰していくイメージで振って行きます。
後ろ空中攻撃(シューティングキック)
空中で後ろ方向に鋭いキックを繰り出して相手を蹴り飛ばす技。後隙が少なく連発出来る上に吹っ飛ばす力がかなり強いので、相手のダメージが100%を超えたあたりから撃墜の手段として積極的に狙いに行きましょう。
ベヨネッタは全体的に撃墜能力に乏しいので、崖付近でシューティングキックを当てて早期撃墜出来ればかなり美味しいです。主に小ジャンプから地上の相手に先端の足先を押し付けて行ったり、ジャンプを読んで大ジャンプから連続で打っていくのも強い立ち回りになります。
安定して打ててリスクの少ない撃墜技となりますので、何度も練習を積み重ねて行き当て勘を身に付けていきましょう。
上空中攻撃(フルムーンエッジ)
空中で回転しながら相手を蹴りつける技。後隙が少なく連続して技を出せる強みを存分に活かして、相手を上方向に浮かせられたらフルムーンエッジを当て続けてリターンを取りに行きましょう。こちらも通常空中攻撃のように、Aボタンを押しっぱなしにしておけばクルクルと回り続けて持続部分を相手に当てる事が出来ます。
追撃に行った相手に回避で避けられてしまった時などに持続部分が当たればチャラになるため、当たらなそうだと判断出来たようであればAボタンを押しっぱなしにしておきます。
下空中攻撃(ヒールギロチン)
急降下をしながら相手にかかと落としをお見舞いする技。メテオ効果もある技ですが、メテオよりも地上にいる相手に当てた時の威力の方がヒールギロチンの強み。
崖付近であれば並みのファイターのスマッシュ攻撃並みの吹っ飛ばしがあるため、上手く噛み合わせる事が出来れば試合の流れをベヨネッタ側に引き寄せられます。
主に崖に掴まっている相手に狙って行き、相手のその場or攻撃orジャンプ上がりを読んで狙って行くと比較的当てやすいです。あるいはベヨネッタが浮かされてしまった時などに、着地狩りの拒否の択として時折見せて行くのもなかなか強め。
各種投げ攻撃
前投げ(鉄山靠)
相手を前に投げ飛ばす技。吹っ飛ばしはそこそこ強めなので、長生きしている相手の撃墜手段としても使って行けます。
後ろ投げ(クレセントスイープ)
相手を後ろ方向に投げる技で、主にベヨネッタが崖を背負わされてしまった時などに狙って行きます。
上投げ(アークワイパー)
真上に投げ飛ばす。特に繋がるコンボはありませんが、浮かせて展開をベヨネッタ有利にしたい時などに便利です。
下投げ(フルストンプ)
0%付近こそコンボは何も入りませんが、30%近くになって相手が回りながら飛ぶようになってからは、下投げ→前空中攻撃のコンボに繋げる事が可能です。
各種必殺技
通常必殺技(バレットクライマックス)
手や足に身に付けた銃から弾を飛ばして相手にダメージを与える技。Bボタンを長押しにする事で、最初の4発の弾の威力を上げる事が出来ます。打ち始めてからはBボタンを連打すれば高速で弾を連発出来ます。
主に距離が離れている相手に対して、けん制や安定したダメージソースとしてバレットクライマックスを使っていきましょう。地上ばっかりで打つよりもジャンプを絡めながら打てば、相手のジャンプによる奇襲にも対応が利くのでおすすめです。
構えている最中にシールドボタンを押せば溜めがキャンセルされるので、相手に上を取られた時はキャンセルして難を逃れましょう。
横必殺技(ヒールスライドorアフターバーナーキック)
ベヨネッタの横必殺技は地上で繰り出せばヒールスライドに、空中で繰り出せばアフターバーナーキックとなり、1つの入力で2種類の技を出す事が出来ます。
地上で出す場合、ステージに沿うようにスライディングをし、この時にBボタンを長押ししていればヒットした相手を最後に蹴り上げる事が出来ます。打ち上げた後は上必殺技などに繋げてコンボ火力を稼いでいきましょう。
空中で出す場合は通常入力だと斜め上方向に飛び、下入力をしながら出す事で斜め下方向に急降下から繰り出せます。こちらは上から攻めてくる相手に対する迎撃性能がかなり高いので、通常必殺技を嫌って上に逃げた相手に狙って行きましょう。
上必殺技(ウィッチツイスト)
錐もみ回転をしながら相手を巻き込んで攻撃する多段ヒット技。上必殺技は基本的に着地をするまで1回しか使えないものですが、ベヨネッタのウィッチツイストは2段ジャンプを挟めばもう一度使う事が出来ます。
立ち回りとして組み込みやすく、ベヨネッタの真上から攻め込んでくる相手に使える他、向いている方向の地上の相手を巻き込む事も可能です。
ヒットさえしてしまえばコンボ火力はお手の物。上必殺技→横必殺技→逆に横必殺技→後ろ空中攻撃などに繋げ、一度に大きなダメージを稼ぎ出していきましょう。ベヨネッタのウィッチツイストを使ったコンボルートは豊富であるため、詳しくは別ページでも解説していく予定です。
下必殺技(ウィッチタイム)
攻撃をひらりとかわしている間に攻撃を受けると、相手の流れる時間をスローにさせる事が出来ます。攻撃モーションが継続されたままスローになるので、この間に横スマッシュ攻撃などの強烈な技を叩き込んで撃墜を狙えにいけます。
主に相手のダメージが80%を超え始めたあたりから、相手の攻撃を一点読みしてウィッチタイムを使っていきます。上手く合わせられれば1ストック奪ったも同然な状態になるため、ここぞという場面で強気に狙いに行くのもアリです。
ただし、使いすぎるとスローの時間が短くなるので多用は禁物です。