スマブラSPのブラックピットの立ち回りやコンボについて解説をして行きます。
スマブラSPのブラックピットの評価は?
ブラックピットはピットのダッシュファイター。基本的な性能はピットと同じですが、通常必殺技や横必殺技の性能が異なるのが特徴となっています。
ブラックピットは近距離の暴れに優秀な技が豊富に揃っており、スマブラを始めたばかりの初心者でも割と扱いやすい性能をしています。ジャンプも他ファイターよりも多く出来るため、ステージ外からの復帰もやりやすいのでスマブラを始めたばかりの方にもおすすめ出来ます。
ただ、復帰の上必殺技には攻撃判定が無いので、何も考えずに復帰してしまうと簡単に復帰阻止をされてしまいます。相手の動きをしっかりと観察しながら、相手の攻撃範囲外から戻ってくる勘を身に付ける事が求められます。
難しい操作を必要としない、スタンダードな性能なファイターをお探しであればブラックピットがおすすめです。
弱攻撃~各種強攻撃
弱攻撃(フォアハンドスライス→バックハンドスライス→アッパースイングorスピニングカッター)
手に持っている短剣で相手を切り裂いて攻撃する。攻撃ボタンをゆっくり3回押せば弱3段目のアッパースイングが、連打していると百裂攻撃のスピニングカッターを出す事が出来ます。
百裂攻撃を出した方がダメージは高くなりますが、相手にかわされてしまうと大きな後隙を晒してしまう事になります。当たっていると確認出来れば百裂攻撃を、そうでない時は弱3段で止めておくようにしましょう。
弱攻撃は相手と密着している時の暴れとして。発生が早いので近距離での誤魔化しとして重宝します。
横強攻撃(クロスチョップ)
2つの短剣をクロスさせて相手を攻撃する技。横に一歩身を乗り出しながら技を出すため、思っているよりもリーチが長くけん制として機能しやすいです。特に先端を当てれば、それ以外の部分で当てた時よりもダメージ&吹っ飛びともに大きくなります。
ゆっくりと前や後ろに歩きながら細かく間合い調節をして、先端を当てる意識で使ってみると良いでしょう。崖際であれば撃墜も狙えますので、焦ってシールドを固めすぎてガードが小さくなっている相手などに狙ってみるのもおすすめ。
上強攻撃
上へ2連続で蹴り上げる攻撃。中%帯では上強攻撃→上空中攻撃などのコンボに繋げられますが、%がシビアで他のコンボと比べると難易度は高いのであまりおすすめは出来ません。
地上&対空としてもリーチは微妙である上に、ブラックピットは近距離での暴れとして他に優秀な技が揃っているため、あえて上強攻撃を選んでいく必要はありません。狙うとするならば、浮かされると弱いリトルマックなどに対して。
下強攻撃(レッグカッター)
相手の足元を短剣ですくうようにして攻撃する。発生が早く後隙も割と少なめなので、近距離でリターンを重視した暴れをしたい時などに使っていきましょう。ど密着状態であれば、下強攻撃→前空中攻撃などのコンボに繋がるため、火力が稼げて展開も有利が取れるので美味しいです。
ストックを先行して一気に引き離したい時や、逆にダメージで大きく負けている時の巻き返しの起点として狙って行くと良いでしょう。
ダッシュ攻撃~各種スマッシュ攻撃
ダッシュ攻撃(ダッシュスライス)
ダッシュをしながら短剣で相手の懐に潜り込んで攻撃をします。地上からの差し込み技としてかなり使い勝手がよく、ステップを刻みながら相手の技の後隙を狩りに行きたいところ。
例えば相手のシールドが削れていればジャンプ読みで打ちに行くのも良いですし、ダッシュに釣られて掴みを置いたようであれば見てからダッシュスライスを打ちに行ったりなど。
ブラックピットはステップの性能が良いので差し込みに行きやすいです。一発のダメージもそこそこ多いので、当てられる場面ではしっかり差し込み展開を作って行きましょう。
横スマッシュ攻撃(デュアルアタック)
一歩踏み込みながら両手の短剣で2回斬りつけて攻撃。吹っ飛ばす力はブラックピットの中でもトップクラスに高いので、主に撃墜手段として使っていくと良いでしょう。
崖際に追い詰めた相手に対して、隙を見ながらおもむろに振って行くのが基本的な使い方。出来れば反撃を貰いたくないため、シールドを貼られているようであれば先端を押し付ける意識で振って行くのがおすすめです。
90%もあれば撃墜出来てしまうため、相手が焦って技を振っていたり回り込み回避で逃げようとしたところを後ろステップから狙って行けるとブラックピットでの勝率が高まるはず。
上スマッシュ攻撃(エンジェルスピン)
上方向に向けて3連続で斬りつけ、最終段が当たれば吹っ飛ばす事が出来るディディーコングの上スマッシュ攻撃のような技。武器を使っているためリーチが長い事、多段ヒット技であるため当てやすい事もあり、相手の着地を狩りたい時に効果を発揮してくれる技となっています。
通常空中攻撃などから起点を作って相手を浮かせて、120%近いようであれば着地をしっかりと読んで上スマッシュ攻撃を狙いに行きます。タイミングさえきちんと合わせればかわされてもそこまでリスクはないため、落ち着いて確実に合わせて行きましょう。
下スマッシュ攻撃(ローアタックコンボ)
前後の足元を素早く切り裂く技。発生が早いだけでなく後隙もほとんどないため、まるで弱攻撃かのように暴れても反撃を取られない事が多いです。特に後ろへの攻撃はシールドを貼られていても一瞬でも判断が遅れてしまうと、ブラックピット側の次の行動が間に合ってしまうほど。
前後どちらで当ててもそこまで威力は変わらないため、狙いに行く時は相手に対して背中を向けておくのがおすすめです。主に通常空中攻撃を降りながら当てた後の誤魔化しだったり、地上の立ち回りで回り込み回避が多い相手に狙って行きます。
各種空中攻撃
通常空中攻撃(スピニングサイクル)
ブラックピットの前方を中心に、短剣をぐるぐる回して相手を巻き込んでいく多段ヒット技。持続がかなり長いので、ぴったりのタイミングで技を当てられなくても最終段が当たって相手を飛ばせる事も多いです。
基本的には小ジャンプから最速で入力し、相手に対して突っ込んでいったりシールド状態からの暴れとして使うのがおすすめです。密着状態から相手にシールドを貼られている場合は、相手の後ろ側に回り込むように打っていけば掴みからの反撃を貰う事は少なくなります。
ヒット後は横方向へと飛んでいくため、相手のジャンプなどを読んで前空中攻撃で追撃に行ってみましょう。
前空中攻撃(フロントサイクル)
前方向でくるくると短剣を回す多段ヒット技になります。こちらは通常空中攻撃よりも前方へのリーチが長いため、出来る限り相打ち以上を喰らいたくない時のけん制としても機能してくれます。相手がダッシュやステップを踏んだら刺さる位置にフロントサイクルを置いておいて、ダメージを稼ぐ試行回数を重ねていくと良いでしょう。
差し込みや差し返しだけでなく、斜め前方の空中にいる相手への追撃としてもなかなか優秀。着地の上スマッシュ攻撃を警戒している相手に、前空中攻撃を叩き込んでいきましょう。
後ろ空中攻撃(エアスタップ)
ブラックピットの後ろに短剣を押し付けて攻撃をします。前空中攻撃とは違い持続は無く、単発技になっているためそこだけ注意をしましょう。この技は他の空中攻撃と比べると威力が高く、主に空中から撃墜を狙いに行きたい時に便利です。
地上にいる相手に小ジャンプから先端部分を押し付けに行ったり、崖に追い詰めた相手が横スマッシュ攻撃を警戒してジャンプしたところに合わせるイメージで使って行ったりなどがおすすめな狙い方。
当たりさえすればそれなりの威力を誇るため、ダメージが溜まった相手にはエアスタップをちらつかせていくと良いでしょう。
上空中攻撃(ライトニングローター)
頭上でぐるぐるさせて巻き込む多段ヒット技です。技の範囲は一般的な上空中攻撃とそこまで大差はありませんが、持続が長いのとブラックピットの多段ジャンプの性能を活かしていけば、浮かせた相手への追撃としてかなり良い働きをしてくれます。
ふわふわとジャンプをしてプレッシャーをかけながら、最適なタイミングで上空中攻撃を狙いに行きましょう。直接に当てにいくよりかは、相手と重なる少し前に置いておくとヒットしやすいです。小ジャンプから最速で出せば後隙も出ないので、ジャンプして上から攻めてくる場合にも効果的。
下空中攻撃(アンダースラッシュ)
ブラックピットの下に弧を描くように斬りつけて攻撃。真下付近で捉える事が出来ればメテオとなるため、崖下方向から復帰してくる事が多いロックマンのようなファイターには復帰阻止として狙ってみましょう。
また、地上にいる相手に当てると、メテオの音とともに硬直を維持したまま低めに吹っ飛ばす事が出来ます。相手のダメージ次第では、下空中攻撃→上スマッシュ攻撃と繋がりそのまま撃墜を狙って行く事も出来ます。
相手のダメージが130%近くまで溜まってしまったようであれば、下空中攻撃を狙いに行く価値はあります。
各種投げ攻撃
前投げ(アッパースイング)
掴んで前方へと投げ飛ばす。相手を崖に追い詰めた時に掴んだら、前投げをして有利状況を維持して行きましょう。吹っ飛ばす力も強いので撃墜技としても活躍してくれます。
後ろ投げ(ビハインドスルー)
ブラックピットが崖に追い詰められた時に掴んだら後投げを。ベクトルが低いので、投げ終えたら通常必殺技や前空中攻撃などで追撃に行くと良いでしょう。
上投げ(スタンドシュート)
掴んだ相手を真上へと放り投げる技。特にコンボに繋がる訳ではないですが相手を浮かせる事が出来るため、ダメージが溜まった相手を上スマッシュ攻撃などで撃墜したい時の起点として使って行けます。
下投げ(ボーンディバイド)
ブラックピットが試合序盤で相手を掴んだら下投げをして行きます。投げた後は斜め上へと飛ぶため、下投げ→上スマッシュ攻撃や前空中攻撃などのコンボに繋げる事が出来ます。
各種必殺技
通常必殺技(神弓シルバーリップ)
闇をまとった弓矢を放つ。溜めている最中にスティックを左右に入力すれば打つ向きを変える事が出来、矢を射った後は上下に倒せばピットほどではないですが軌道を少しだけ変える事が可能です。どの位置から当ててもダメージは変わらないため、出来れば遠距離から当てにいきたい。
矢の速度はピットよりも早く威力も上なので、地上で距離が離れている相手に狙って行きたいところ。溜めれば溜めるほどスピードと威力が増すため、打つタイミングをずらしながらプレッシャーをかけに行きましょう。
リスクが無い復帰阻止としても優秀なので、ステージのライン上に追い出した相手には積極的に打ちに行きます。
横必殺技(豪腕デンショッカー)
巨大な神器を所持しながら相手に突っ込んでいく攻撃。突っ込んでいる間は相手の攻撃を貰ってもひるまないアーマーが付いているため、置き技を多用しているような相手には刺さる事が多いです。
ブラックピットの横必殺技は横方向へ強烈に吹っ飛ばしていくため、基本的には崖に追い詰めた相手に対する暴れとして狙いに行きたいところ。80%あれば並みのファイターは撃墜出来るため、相手の暴れや着地に合わせてぶっ放していくのがおすすめです。
上必殺技(飛翔の奇跡)
攻撃判定は無いので純粋に復帰技として使っていくだけになります。飛ぶ直前にスティックを入力すれば、角度を変えて直進する事が出来ます。
場外に吹っ飛ばされた後、どの位置からでも最短ルートで崖を掴められるように何度も練習をしておきましょう。復帰中に攻撃されないように、技を出すタイミングも重要になります。
下必殺技(衛星ガーディアンズ)
ブラックピットの左右に盾を貼り、相手の飛び道具を跳ね返すリフレクターのような性能があります。強力な飛び道具を持っているミュウツーのシャドーボールのような技に対して、衛星ガーディアンズを合わせて反射させていきましょう。
また、相手の技を防ぐ事が出来ますが、一定以上のダメージを喰らうと盾が壊れてしばらく出せなくなってしまうため注意が必要。