スマブラSPのキングクルールの立ち回りやコンボについて解説をして行きます。
スマブラSPのキングクルールの評価は?
スマブラSPは技を出すのが楽しいゲームですが、いつも自分が攻撃するよりも先に殴られてしまう…そんな悩みを抱えているようであればキングクルールを使えば一発で解決です。
キングクルールの最大の特徴は何と言ってもお腹に付いているアーマーでしょう。頑丈なお腹は相手の攻撃を受けても怯まないアーマーが付いているため、相手と攻撃がかち合った時などには一方的に殴り勝ててしまいます。お腹から相手にタックルをして行くダッシュ攻撃や、近距離から素早く出せる横強攻撃のアーマーを利用してガンガン相手にダメージを与えて行きましょう。
そして、体重が重いのでなかなか撃墜されないのもキングクルールの魅力。一般的には重量級ファイターは復帰は弱いものですが、キングクルールの復帰技は上方向への移動距離がかなり長いので、しぶとく耐え続けられる性能をしています。耐えて耐えて、重たいスマッシュ攻撃などの一撃を叩き込んで粘り強く勝ちを重ねられればあなたも一流のキングクルール使い。
ただし、キングクルールは復帰の移動こそ優れているものの、復帰中の本体は無防備なので復帰阻止が上手い相手には工夫をして帰らないと永遠に場外に追い出されてしまう事も。また、お腹のアーマーは一定以上のダメージを受けると、シールドブレイクのように割れてフラフラ状態になってしまいます。まさに一長一短と言う言葉が似合うファイターであると言えますね。
技をガンガン出せる復帰の強めな重量級をお探しであれば、キングクルールがおすすめです。
弱攻撃~各種強攻撃
弱攻撃(パームスタンプ→スナッチクロー→ソールキック)
3発まで出せる弱攻撃技で、キングクルールの出せる技の中では最も発生が早いです。素早く近距離で暴れられるので相手と密着している時などに繰り出していきましょう。
弱3段まで繋げれば一度に14%近く稼げておいしいですが、何も考えずAボタンを連打するのはあまり良くありません。相手にシールドを貼られてしまったようであれば、最終段まで出し切らずに途中で回避を挟むなど反撃を貰わないような工夫も大切です。
横強攻撃(バスタークラップ)
横方向の相手に対して両手を合わせて叩くドンキーコングの横スマッシュ攻撃のような技。技を出す瞬間にスティックを上下に倒せば、若干ではありますが角度を変える事も出来ます。横方向へのリーチがかなり長いので、主に中距離から相手のダッシュなどの飛び込みを読んで置いておくイメージで使っていきましょう。
キングクルールのお腹にはアーマーが付いているため、技を繰り出す直前に相手から攻撃を先出しされていたとしても一方的に耐えながらバスタークラップを叩き込む事も可能です。
上強攻撃(アッパーカット)
下からアッパーですくいあげるように攻撃。アッパーカットも弱攻撃同様に発生が非常に早い技で、とっさに暴れてリターンを取りたい時になかなか便利です。
前方向の相手だけでなく、キングクルールの頭上にいる相手にも当てる事が出来るため、主に近距離での暴れの他相手がジャンプで近づいてくるのを読んで打ちに行くのもおすすめです。
腕には無敵判定が付いているため、相手と攻撃が重なった時などにも一方的に殴り勝てる場合が多いです。その場回避で攻撃をかわし、次の攻撃が来る前にアッパーカットで相手を吹っ飛ばしていきましょう。
下強攻撃(バリーレッグ)
地団太を踏むように相手を踏みつけて攻撃する技。攻撃判定の根元や中央付近で捉える事が出来れば、相手を地面に埋める事が可能です。埋めた後はしばらく硬直状態が続き無防備になるため、横スマッシュ攻撃などのダメージ&吹っ飛ばしが強い技を叩き込んでいきましょう。
主に地上でどっしりと待ち構え、相手がダッシュ掴みやダッシュ攻撃などで突っ込んできた後隙を狩るのがおすすめ。発生は遅いのでなかなか狙って当てるのは難しいですが、100%近くの相手を埋められれば撃墜出来るチャンスが生まれるので狙ってみる価値はあります。
ダッシュ攻撃~各種スマッシュ攻撃
ダッシュ攻撃(ボディアタック)
自慢のお腹を突き出して相手に体当たり。アーマー判定のあるお腹から相手に飛び込んでいくため、相手の攻撃を耐えながら一方的に攻撃する事が可能です。発生も比較的早く距離も伸びるため、キングクルールの数少ない差し込み技として大活躍してくれます。
狙いどころとしては、相手がキングクルールの目の前で技を出しまくってけん制をしている時。特に弱攻撃などのダメージが少ない技であれば、お腹にヒビが入ってもそこまで痛くはないため、ガンガンボディアタックを打ってダメージを与えに行きましょう。
クリーンヒットすれば18%入るのでかなり美味しいです。
横スマッシュ攻撃(ダイナマイトパンチ)
ボクシンググローブをはめて渾身のストレートを繰り出す技。攻撃を繰り出す直前にスティックを上下に倒せばパンチを上下に打ち分ける事も可能です。さすがキングクルールは重量級だけあって吹っ飛ばしが非常に強い技なので、主にダメージが溜まった相手を撃墜する手段として使っていくのが一般的です。
相手の攻撃を読んで引きステップを駆使しながらおもむろにぶっ放して行ったり、横必殺技のクラウンスローで相手の回避を誘って回避先に置いておくのも強い行動の1つ。
上スマッシュ攻撃(ヘビーフォール)
キングクルールの頭上に向けて頭突きをする攻撃判定と、倒れた時の攻撃判定の2種類の攻撃パターンがあります。この内主に狙って行きたいのは吹っ飛ばしが強い頭突きの方となります。
頭には無敵判定が付いている強みを存分に活かして、浮かせた相手への着地狩りとして狙いに行きましょう。キングクルールはダッシュ速度がかなり遅いファイターなので、浮かせた瞬間から相手の着地点を予測して素早く潜り込んでヘビーフォールを狙いに行きます。
確実に当てたいのであれば、下投げで埋めた後の確定コンボとして。
下スマッシュ攻撃(ギガントプレス)
浮きながらボディプレスをぶちかます技。技を繰り出す瞬間にお腹にアーマーが付いているため、相手の技を無視しながら強引に当てに行く事も出来ます。
また、キングクルールのギガントプレスの強みは何と言っても一瞬浮くところでしょう。相手が下強攻撃などのキングクルールの足元を攻撃するような技であれば、攻撃をかわしながらギガントプレスを打ち込めたりもします。
根元で当てれば横スマッシュ攻撃並みに吹っ飛んでいくので、撃墜に困った時のぶっ放しとしても大活躍してくれます。キングクルール本体の攻撃だけでなく、衝撃波による攻撃範囲もかなり広めなので時には強気に狙いに行くのもアリです。
各種空中攻撃
通常空中攻撃(アイアンバルーン)
空中でお腹を突き出すように相手に体当たりをする技。こちらもアーマーをフル活用出来る技で、相手が技を出してこようものなら一方的に攻撃を通す事が出来ます。
相手に浮かされてしまった後、空中に追撃に来て上空中攻撃を狙ってくる場合や、地上で待ち構えられて上強攻撃などを狙ってくる場合などに、アイアンバルーンで覆い被さるように攻撃を当てに行きましょう。
また、持続が長いため置き技としても優秀。主に相手の回り込み回避先や、崖に掴まっている相手がその場上がりをしてくるのを読んで狙いに行きます。
前空中攻撃(ドロップキック)
前方向に向けてドロップキックを繰り出す技。根元で当てるよりも、先端の足先で捉えた方がダメージと吹っ飛ばしが高くなるのが特徴です。
足が遅いキングクルールの数少ない差し込み技の1つで、主に拮抗状態の打開策として小ジャンプや大ジャンプを絡めながら狙いに行くのが一般的。通常必殺技のパイレーツキャノンや、横必殺技のクラウンスローなどを警戒して逃げた先にドロップキックを置いてダメージを稼いでいきましょう。
地上にいる相手には反撃を取られないように、先端を押し付けて行く意識も大切です。
後ろ空中攻撃(ロックブレイカー)
ドクターマリオの前空中攻撃のように、空中で勢いよく振りかぶって相手を殴りつける技。発生こそ遅く技を出す瞬間に声を出すため、読まれてしまうとなかなか当たらない技の1つですが威力は相当強力なので、キングクルールの立ち回りに取り入れていく価値はあります。
主に大ジャンプから引きながら打っていき、相手の回り込み回避やキングクルールのジャンプに釣られて追うようにジャンプしてきた相手に狙って行く使い方がおすすめ。
空中にいる相手にクリーンヒットすればメテオにもなるため、相手をステージ外に追い出したら上から覆いかぶさるようにロックブレイカーを狙いに行きましょう。
上空中攻撃(ストレッチヘッドバット)
空中でビヨーンと全身を伸ばしてキングクルールの頭上にいる相手に頭突きをする技。発生が早く攻撃をする瞬間に上にフワっと浮く特徴があるため、浮かして油断をしている相手にガンガン叩き込んでいきましょう。
頭部分には無敵判定が付いているため、空中で暴れてきた相手を強引に当てに行く使い方も出来ます。吹っ飛ばしもかなり強い技なので、高い位置で捉えられれば早期撃墜も狙えます。
ただし、技を出した後隙が異常なまでに長いので、復帰阻止に来た相手を返り討ちにしようと、あまりにステージの下付近で出してしまうと自滅をしてしまう可能性があるためそこだけ注意しましょう。
下空中攻撃(メテオスタンプ)
空中にいる相手にクリーンヒットさせるとメテオとなり下方向への撃墜が狙えます。相手が崖の真下から復帰してくるようであれば、メテオスタンプを叩き込んで撃墜を狙いに行きましょう。
また、地上にいる100%近い相手に当てる事が出来れば、メテオの音とともに長い硬直を伴った飛び方をします。この状態では吹っ飛ばしの強い上スマッシュ攻撃が確定で入り撃墜が狙える%帯もあるため、上から様子を見て相手が隙をさらしていたら狙いに行ってみましょう。
各種投げ攻撃
前投げ(グラウンドスルー)
相手を前へと投げ飛ばす技。投げた後の硬直が短いので、相手が0%付近であれば前投げ→ダッシュ攻撃のコンボに繋げて火力を稼いでいきましょう。
後ろ投げ(フリクションスルー)
キングクルールが崖に追い詰められてしまったらフリクションスルーで形勢逆転を狙いに行きます。ダメージが高ければ撃墜要因としても使える技。
上投げ(スーパーバックブリーカー)
1発20%と、投げ技の中でもトップクラスのダメージ量を誇る強力な技。安定してダメージを稼ぎたい時にはスーパーバックブリーカーを使っていきます。
下投げ(パイルハンマー)
投げた相手を地面に埋める事が出来ます。相手のダメージが高ければ抜けられてしまう前に、下投げ→横スマッシュ攻撃などで撃墜を狙いに行きましょう。ダメージが低い時はレバガチャで抜けられてしまうので極力封印。
各種必殺技
通常必殺技(パイレーツキャノン)
銃口から大砲を発射して相手にダメージを与える技。クッパJr.のようにボタンを長押ししても大砲のスピードや威力を上げる事は出来ませんが、発射後にBボタンを長押ししておけば大砲や相手ファイターを吸い込んで放り投げる事が出来ます。
主に遠距離で相手にプレッシャーを与える目的で大砲を発射して行きましょう。相手が様子見主体の立ち回りをしてくるようであれば、中距離からおもむろにぶっ放しに行くのも良いです。
最も真価を発揮する場面は相手が崖に掴まっている時に吸い込む使い方。吹っ飛ばしは見た目以上に強いため、油断してその場orジャンプ上がりをしてくる相手には吸い込んで撃墜を狙いに行きましょう。
横必殺技(クラウンスロー)
キングクルールの頭に乗っけた王冠を相手に投げ付ける技。投げられた王冠はブーメランのように戻ってくるのが特徴となっています。主に中~遠距離から狙って行き、相手のやりたい立ち回りを制限して行きます。戻って来た王冠がヒットすれば、前空中攻撃などのコンボに繋げて火力を稼いでいきましょう。
投げモーション中はスーパーアーマーが付いており、相手の弱攻撃などのダメージが低い技であれば耐えてくれるので、シークのように一発の火力が低いファイターには強引に通していく立ち回りもおすすめです。
ただし、王冠がキングクルールの頭の上に無いと投げる事が出来ず、かつ相手にアイテムとして利用されてしまうので王冠の管理だけは怠らないようにしましょう。
上必殺技(フライングバックパック)
背中にプロペラを装着して上昇する復帰技。プロペラ自体に攻撃判定があり技の範囲は意外と広いため、上から復帰阻止に来た相手を返り討ちにしやすいです。
ただし、キングクルールの左右は無防備であるため、崖下に潜り込まれて身体本体を攻撃されるのが弱点。基本的にはステージの真下から復帰するのが良いですが、既に相手が崖下を陣取っているようであれば時にはステージ横から崖を掴まないように上から復帰する方法も試してみましょう。
下必殺技(ボディカウンター)
カウンター技。お腹が光っている間に相手の攻撃を受けるとカウンターが発動して相手を吹っ飛ばす事が出来ます。ロイなどの一般的なカウンター技と違い、飛び道具も反射出来るので色んな場面で使えます。
基本的には飛び道具を反射する手段として使っていき、飛び道具に対するリスクを付けて行きましょう。相手の飛び道具がミュウツーのシャドーボールのように強力であるほど威力を強くして返すので、反射から撃墜も狙えたりします。