スマブラSPのパックマンの立ち回りやコンボについて解説をして行きます。
スマブラSPのパックマンの評価は?
パックマンの特徴は何と言っても通常必殺技のフルーツターゲットのトリッキーさでしょう。計8種類のアイテムを生成する事が出来、その状況に応じたベストなアイテムで火力を取りに行くのが得意なファイター。
おまけに撃墜もベルで痺れさせてからスマッシュ攻撃を叩き込んだり、最大まで溜めたカギの吹っ飛ばしは非常に強力。相手のダメージが高くなればなるほど、前空中攻撃などの安定行動で相手を遠くに飛ばせられるようになるため、ベルやカギを溜めて当てられる試行回数も増えるのでパックマンが有利な状況になります。相手のダメージをコツコツと溜めて行き、虎視眈々と撃墜に繋がる技を狙いに行きましょう。
ただし、パックマンはコンボ火力こそ高いものの、一発一発のダメージはそこまで高い訳ではありません。コンボ火力を稼ぐためには熟練の操作制度と当て勘が求められるため、何度もトレーニングモードで練習を積んでおく事が大切になります。
飛び道具を利用したトリッキーなファイターを使いたい、そんな方にパックマンは向いています。
弱攻撃~各種強攻撃
弱攻撃(パックフック→パックカウンターフック→パックアッパーキック)
パンチ→フック→キックの3連続で素早く暴れられる弱攻撃。攻撃を出すごとに前へ少しずつ進んでいくため、届かなさそうな位置にいる相手にも最終段のパックアッパーキックが当たる事は多いです。
主に接近戦を仕掛けられた時の暴れとして近距離戦を誤魔化していきましょう。Aボタンを連打すればフックを出し続ける事も出来るので、回り込み回避やその場回避を仕込む立ち回りの相手には、弱攻撃を置いてけん制をしておくのもアリ。
横強攻撃(パックキック)
横方向に蹴りを入れる技。横強攻撃を入力後にスティックを上下に倒せば、蹴る角度を調整する事も可能です。蹴る瞬間に一瞬足が巨大化するため、見た目以上にリーチが伸びてくれるのが特徴となっています。
主に引きステップなどから繰り出していき、相手の甘えたダッシュや回り込み回避などを封じて行きましょう。弱攻撃では届かないような位置にいる相手にパックキックを選択して行きます。
上強攻撃(パックアッパーパンチ)
パックマンの真上に向けてアッパーパンチを繰り出す攻撃。格闘Miiの上強攻撃のように下からすくいあげるのとは違い、パックマンの上強攻撃は画面の奥から上方向に向けてパンチをするため、地上の前後にいる相手に攻撃判定が無いので注意します。
対空専用の技となっており、主にジャンプで透かし着地を狙いに来た相手への迎撃手段として使っていきます。当てにくい技ですが後隙が少ないので連続で当てる事が出来ます。ヒット後は上強攻撃×n→上空中攻撃などのコンボに繋げられるため、相手が甘い差し込みをしてきたら返り討ちにして行きましょう。
下強攻撃(パックバイト)
横方向に噛みつくように攻撃。リーチはほんの少しだけ横強攻撃よりも短いですが、こちらのパックバイトの方が後隙が短いのが特徴となっています。
主に相手がパックマンのフルーツターゲットを警戒して地上でダッシュやステップを刻んでいるところに置き技として使っていくのが一般的なパックバイトの使い方。とはいえ、パックマンは差し込みとしては空中攻撃の方が優秀であるため、無理をしてパックバイトでダメージを稼いでいく必要はありません。
ダッシュ攻撃~各種スマッシュ攻撃
ダッシュ攻撃(パックダッシュバイト)
ダッシュ中にAボタンを押せば、連続して相手に噛みつく多段ヒット技が出せます。持続がとにかく長いので、地上でステップで様子見してる事が多い相手に奇襲を仕掛けに行ったり、着地に合わせて置いておいたりと言った使い方が出来ます。
相手のダメージが低%であればダッシュ攻撃→前空中攻撃のコンボで20%近く稼ぐ事も出来るため、試合開始のGo!の直後にパックダッシュバイトで仕掛けに行くのも面白い使い方となります。
密着して出せば仮にシールドを貼られていても相手の後ろに回り込めるため、狙いに行くのであれば相手と重なった時がおすすめ。
横スマッシュ攻撃(アカベエ)
モンスターの1つであるアカベエを横方向に繰り出して攻撃。吹っ飛ばしがかなり強いスマッシュ攻撃で、崖に追い詰めた相手に当てれば80%からでも余裕で撃墜が狙えてしまいます。
通常必殺技のフルーツターゲットを駆使しながら少しずつ相手のラインを奪っていき、飛び道具を警戒して回り込み回避をしてきそうなタイミングでアカベエを召喚して行きましょう。
撃墜が難しいパックマンでワンチャンスを掴みたい時には、相手の崖上がりをベルなどで制限をしてその場上がり一点読みでぶっ放していくのもおすすめです。
上スマッシュ攻撃(アオスケ)
アオスケを上方向に打ち上げて攻撃する技。打ち上げる時に前方向に若干攻撃判定が出るため、密着状態であれば地上にいる相手を巻き込んでから打ち上げる事が出来ます。
主にダメージが100%を超えているような相手への着地狩りだったり、ダッシュで突っ込んでくるのを一点読みして、パックマンもダッシュを仕掛けて重なったところにぶっ放していくなどの狙い方があります。
パックマンはフルーツターゲットメインで立ち回るファイターであるため、相手はそれをかわそうと上から攻めてくる事が多いです。甘い着地をしてくる相手にはアオスケを当てて撃墜してしまいましょう。
下スマッシュ攻撃(ピンキー&グズタ)
ピンキーとグズタを前後に同時に出現させて攻撃。同時攻撃であるため、相手の回避に合わせて狙えるのが特徴となっています。地上からその場or回り込み回避を起点に攻めてくるような相手であれば、適度に下スマッシュ攻撃を見せておいて回避を通させないように制限して行きましょう。
また、崖上がりを狩る手段としても非常に強力。的確な位置で狙えば、その場、攻撃、回避上がり全部狩れるので、しっかり狙いを定めてスマッシュ攻撃をホールドして行きます。崖に掴まっている時にフルーツターゲットのベルを投げれば、より当たる確率は高くなるでしょう。
各種空中攻撃
通常空中攻撃(パックロール)
空中でクルクル回りながら相手に体当たりをするパックロール。発生がとにかく早いメリットがあるため、主に相手に接近戦を持ちかけられた時の暴れとして使うと機能しやすいです。パックマンは接近戦がそこまで得意ではないため、シールドを貼った状態から小ジャンプをして最速で通常空中攻撃を出して当てに行きましょう。
また、空中から降りながら本当てではなく持続当てを狙うと、低%の相手であれば再び通常空中攻撃だったり前空中攻撃などのコンボに繋げる事が出来ます。あまり積極的に狙う立ち回りではないですが、たまに意表を突く感じで暴れてみると良いでしょう。
前空中攻撃(パックエアキック)
空中で前方に向けて素早くキックを出す攻撃。発生が早く使いやすいのはさることながら、後隙が全然無いので空中で連続してポンポン振れるのが特徴となっています。主に小ジャンプや大ジャンプを駆使しながら相手へ飛び込んでいき、チクチクとダメージを稼いでいきましょう。
運び性能も良く、小ジャンプ前空中攻撃からもう一度前空中攻撃などに繋ぐ事が出来、相手が受け身を取るのを失敗していればもう一度同じ行動が繋がったりもします。
ダメージが溜まっている状態であれば、前空中攻撃→フルーツターゲット(鍵)が確定したり、受け身を失敗すれば横スマッシュ攻撃などが入るため、小ジャンプ前空中攻撃のヒット確認をする事と、受け身を取っているかの確認をしていきましょう。
後ろ空中攻撃(パックドロップキック)
後ろ方向に向けて両足でドロップキックをする技。前空中攻撃と比べると発生・後隙こそ劣ってしまうものの、こちらのパックドロップキックはダメージ・吹っ飛ばしが優秀であるため、主に%が高い相手に狙って状況を有利にして行くのを狙いとして当てに行きます。
小ジャンプから狙って相手のダッシュでの飛び込みを封じる択として使ってみたり、消火栓を設置して相手がジャンプで飛び越えてくる読みで置いておくなど狙える場面は様々。小ジャンプから最速入力で出せれば2段ジャンプも出来るため、相手のラインを奪ったらパックドロップキックを狙いに行ってみましょう。
上空中攻撃(パックサマーソルトキック)
空中でサマーソルトキックを繰り出して攻撃。半円を描くような軌道で攻撃するため、相手の真下を取れなかったとしてもヒットしてくれる場合もあります。主に浮かした相手への追撃として狙いに行ってみましょう。
パックマン相手にはジャンプで接近戦を挑んでくる事が結構多いため、相手の2段ジャンプを読んだ先に技を置いておくと機能してくれる事が多いです。戦場化ステージなど上に台があるステージであれば、下をキープしつつ台にいる相手に頭が出ないように狙ってみるのも良いですね。
下空中攻撃(パックスタンプ)
空中で真下にいる敵に対して4回連続で踏みつける多段ヒット技ですが、スネークの下空中攻撃のように技を出し終えた直後に浮き上がる特徴はありません。
主にパックマンが相手に浮かされてしまった時の強気な暴れ択だったり、復帰阻止として狙って行くのが一般的な使い方となります。吹っ飛ばすベクトルは横方向であるうえに、パックマンは空中での横移動の性能に優れているため、パックスタンプを当てた位置によっては60%から撃墜を狙えてしまう事もあります。
前空中攻撃などでステージ外へと運んでいき、ジャンプで逃げるなど相手の移動先を読んで置いておくのがおすすめです。
各種投げ攻撃
前投げ(パックキャプチャーカット)
掴んだ相手を前方向へと投げ飛ばす技。相手を崖に追い詰めた時などに掴む事が出来たら、パックキャプチャーカットを使用して行きましょう。
後ろ投げ(パックジャイアントスイング)
こちらは主にパックマンが崖に追い詰められた時に掴んだら後ろ投げを選択して行きます。吹っ飛ばし力はそこそこなので、相手のダメージが高ければ撃墜も狙えます。
上投げ(パックアッパースルー)
パックマンが相手を掴んだら基本的には上投げをして行きます。投げた後は上空中攻撃などにコンボとして繋げれば、一連の流れだけで18%近く稼ぐ事が出来ます。
下投げ(パックデバウアー)
下投げをされた相手は横方向へと飛んでいきます。ダメージ自体も前投げよりも3%近く高いので、崖付近で相手を掴んだら前投げではなくて下投げを選択するのもアリです。
各種必殺技
通常必殺技(フルーツターゲット)
フルーツやカギなど色々なアイテムを生成して投げつける事が出来る、パックマンの立ち回りには欠かす事が出来ない技。溜める順番としては、チェリー→ストロベリー→オレンジ→アップル→メロン→ボス・ギャラクシアン→ベル→カギとなっており、それぞれ性能が異なる飛び道具となっています。
- チェリー→ダメージや飛距離は短い
- ストロベリー→チェリーの強化バージョン
- オレンジ→直進する
- アップル→斜め下に飛び、上への吹っ飛ばしが強い
- メロン→飛びは遅めですが、威力は強め
- ボス・ギャラクシアン→直進した後一回転して再び直進
- ベル→斜め上に飛んだ後真下に落下。相手を痺れさせる
- カギ→凄い勢いで直進し、ダメージ&吹っ飛ばしが強い
と言った特徴があります。立ち回りとして取り入れたい時におすすめな飛び道具としましては、相手の立ち回りへのけん制に便利な「オレンジ」、一度ヒットすれば高火力コンボが叩き出せる「ボス・ギャラクシアン」を軸にフルーツを溜めて行きましょう。
特にボス・ギャラクシアンは前空中攻撃などを絡める事で、一度に70%近くコンボカウンターを回らせる事も出来ます。パックマンは一発一発の火力はそこまで高い方ではないため、こうしたコンボ火力でダメージを稼げるとかなり美味しいです。
相手のダメージが溜まって来たら、ベルで痺れさせている間に横スマッシュ攻撃を叩き込んだり、直接カギを当てて撃墜を狙いに行きましょう。
横必殺技(パワーエサ)
パワーエサを取り出してそれを追うようにして突進をする技。Bボタン長押しで距離を伸ばす事が出来、その間にスティックを上下左右に倒せば移動する向きを変える事が可能です。
主にパックマンが横方向へ吹っ飛ばされた時の復帰技として使っていくのが一般的。上手く飛ぶ位置を調整すれば相手の復帰阻止をかわせるだけでなく、パワーエサを食べた後の強力な突進に巻き込め、復帰阻止「阻止」を狙える可能性もあります。
ただし、復帰阻止が比較的強めなデデデのようなファイターには、単調な復帰ルートで戻らないように注意。
上必殺技(パックンジャンプ)
トランポリンで上方向へとパックマン自身が吹っ飛んでいく技。トランポリンが場に出ている間は最大で3回までジャンプ出来、それ以降にトランポリンに乗ると尻もち落下状態になってしまうので気を付けましょう。
発生がとにかく早いので、シールドを貼った状態からのとっさの暴れとして出すのもなかなかに強いです。ただし、1回目のジャンプはそこまで吹っ飛ばしが強い訳ではないため、相手のダメージが高くなってきた時限定の暴れとして使っていきましょう。
下必殺技(消火栓)
パックマンの真下に消火栓を設置する。置かれた消火栓はパックマンが消火栓に対して前後にいれば左右に、真上に乗っていれば上方向に2回水を発射します。水流を活かす事でダッシュのスピードが上がったり、飛び道具のフルーツターゲットで奇襲出来たりと面白い戦術が可能です。
また、消火栓は攻撃をして一定のダメージを与えれば吹き飛ばす事も出来ます。相手が消火栓に近づいてこようとしてきたら、消火栓にスマッシュ攻撃などを当てて相手にぶつけてしまいましょう。ただし相手も消火栓を飛ばせるため、自分に喰らわないようにだけ注意。