スマブラSPのリヒターの立ち回りやコンボについて解説をして行きます。
スマブラSPのリヒターの評価は?
リヒターはシモンのダッシュファイター。基本的な技の構成や運動能力はシモンとリヒターに違いはありませんが、下必殺技の聖水の属性のみ違いが見られます。やはり圧倒的リーチの長さがものをいうファイターで、手にした鞭は剣持ちのファイターの攻撃範囲をしのぐほど。相手が近づいてくる前に横強攻撃や前空中攻撃などで追い払っていければ理想的。
そして各種必殺技の飛び道具もリヒターを語る上ではなくてはならない技となります。常に横必殺技のクロスや下必殺技の聖水を場に出しておき、相手がやりたい立ち回りを制限してしまいましょう。通常必殺技の斧は相手のジャンプを打ち落とせるのに便利なだけでなく、ダメージが溜まっている相手であれば直接撃墜が狙えてしまう強力な飛び道具となります。
ただし、リヒターは飛び道具主体の立ち回りをするため、しずえの「しまう」で必殺技の飛び道具を奪われたり、キングクルールの「ボディカウンター」で飛び道具を反射されてしまうと、リヒター側のやりたい動きが出来なくなってしまいます。
いかに相手に飛び道具を警戒させて、強力な鞭での攻撃を叩き込めるかがリヒターでこういったファイターに勝つための課題となってくるでしょう。
接近戦での読み合いを極力放棄して、安定してダメージを稼ぎたい方にリヒターがおすすめです。
弱~各種強攻撃
弱攻撃(ショートバッシュ→セカンドバッシュ→ウィップラッシュ→ウィップフィニッシュ)
リヒターが地上から繰り出せる技の中では最も発生が早い弱攻撃技。鞭を使った連続攻撃で、百裂攻撃に繋げた後相手を前方向に飛ばす事が出来ます。主に接近戦でどうしようも無くなった時などの苦し紛れの暴れとして使っていきましょう。
リヒターは相手と距離を取りながら戦うファイターなので、自分から近づいて弱攻撃を狙いに行く機会はありませんが、相手に懐に潜り込まれてしまった時などに便利です。ヒット確認が出来ていれば百裂攻撃まで繋げ、シールドをされていたら途中でキャンセルをして逃げましょう。
横強攻撃(レベルスイング)
鞭を素早くコンパクトに横方向に振る技。リーチが長いので地上にいる相手を捉えやすいだけでなく、後隙がほとんどないのでけん制技として気軽に振って行く事が出来ます。主に中距離の相手に対して狙って行き、リヒターの懐に潜り込まれてしまう前にレベルスイングで追い払っていきましょう。
自分から近づいて振って行くよりは、ステップで引きながら打って試行回数を稼いでいくイメージで振って行きます。先端部分を当てれば一発14%近く入るのでかなり美味しいです。
上強攻撃(ワイドシェイク)
リヒターの頭上に向けて鞭を振り上げる技。地上にいる相手には例えリドリーのような身長が高いファイターにも当たらないため、基本的には空中に浮かした相手を地上から迎撃する使い方をして行きます。
通常必殺技の斧や横必殺技のクロスを嫌って相手がジャンプで逃げてリヒターの真上から攻めてくる素振りを見せてきたら、ワイドシェイクで返り討ちにしてしまいましょう。ヒット後は真上に浮くため、上空中攻撃などで追撃してダメージを稼いでいきましょう。
下強攻撃(スライディング→スライディングキック)
下強攻撃を1回入力するとスライディングに、もう一度Aボタンを押せばスライディングキックを繰り出す事が出来ます。中~遠距離戦法中心のリヒターの中でも接近戦に強い技の1つで、主にラインを詰められてしまった時の回復手段として機能してくれます。
相手がリヒターの目の前で技や掴みを空振りした時や、飛び道具を嫌ってジャンプで逃げた瞬間などが狙い目です。スライディングキックまで入力すれば終点化ステージの半分以上の距離を進む事が出来るので、隙あらばスライディングを打ってラインを回復して行きましょう。
ダッシュ攻撃~各種スマッシュ攻撃
ダッシュ攻撃(タックル)
タックルをしながら鞭を振り回す多段ヒット技。下強攻撃と同じように、ラインを詰められた時の回復手段として使い勝手が良い技。飛び道具をいなされ相手に崖に追い詰められてしまったようであれば、隙を見てタックルを狙いに行きましょう。
引きステップを刻みながら、相手が何かしらの隙をさらしたところを狙って行けばダメージを与えながらラインを回復出来ます。下強攻撃とは違い多段ヒット技であるため、相手を巻き込みやすいのが特徴となっています。密着状態から出せばシールドを貼られていても後ろに回り込む事も可能です。
横スマッシュ攻撃(フルスイング)
手にした鞭を技名通りフルスイングして相手に打ち付ける技。吹っ飛ばしは強力であるのはもちろんの事、とにかくリーチが長い技なので離れた位置の相手にも当てやすいのがフルスイングの強み。
主に100%以上の相手に撃墜手段として狙って行くのが一般的で、相手がリヒターの目の前で技を置く事が多かったり、回り込み回避で近づいてくるのを読んで引きステップから狙って行くと比較的当てやすいです。
技を繰り出す瞬間にスティックを上下に入力すれば角度を変えられるため、崖に掴まった状態で頭が出ているゼニガメのようなファイターには下に倒しながら狙ってみましょう。
上スマッシュ攻撃(バットキラー)
鞭をリヒターの頭上に突き上げる技。横スマッシュ攻撃のように角度を調整する事は出来ず、真上にいる相手にのみ攻撃を当てる事が出来ます。
主に撃墜出来るダメージの相手がリヒターの頭上に来た時に狙いに行きましょう。飛び道具を強引にジャンプでかわしてこようとする相手に対し、置き技のイメージで使っていくと噛み合えば当たってくれやすいです。
先端付近で当てれば吹っ飛ばしは強いものの、なかなかクリーンヒットする事は無いので当たればラッキー程度の感覚で振って行きましょう。戦場化ステージなどの台があるステージであれば、かわされてもリスクは少なめ。
下スマッシュ攻撃(ワールウインド)
鎖の鞭を前後に振り回して攻撃する技。前後どちらも同じリーチと言う訳ではなく、前側の方が後ろ側よりも攻撃範囲が広いのが特徴となっています。
撃墜技として使うのであれば横スマッシュ攻撃、置き技として使うのであれば前or後ろ空中攻撃など、リヒターにはワールウインドよりも優れた技が多いので基本的には立ち回りで積極的に狙いに行く機会はありません。
回り込み回避で近づいてくる癖がある相手だったり、崖に掴まっている相手の崖上がりを狩る手段として使っていく程度に留めておくのが良いでしょう。
各種空中攻撃
通常空中攻撃(ラウンドガード)
身体の回りで鞭をクルクル回して相手にダメージを与える技。多段ヒット技の攻撃判定であるため、ピッタリのタイミングで合わせられなくても持続部分が当たって最終段へと繋がってくれる事も多いです。
リヒター側から積極的に狙いに行く技ではありませんが、飛び道具をかいくぐられて懐に潜り込まれてしまった時の暴れとしてはなかなか強め。相手から近づきながらor遠ざかりながらラウンドガードを打って近距離戦を拒否して行きましょう。
また、最終段に繋げないような当て方をして地上に降りると、そのまま上必殺技をコンボとして繋げる事も可能です。
前空中攻撃(エアリアルスイング)
空中で前方の相手に鞭を打ち付けて攻撃。横スマッシュ攻撃のように技を出す瞬間にスティックを倒せば、鞭を上下に打ち分ける事も可能です。入力はシビアですが使いこなせられれば立ち回りの幅が広がるため、トレーニングモードなどで操作性を高める練習をしておきましょう。
主に飛び道具を撒くと反撃を取られそうな時の安定の拒否択として使っていきます。相手が地上から読み合う立ち回りをしているようであれば小ジャンプから、空中主体の立ち回りであれば大ジャンプから狙って行くと良いでしょう。
後ろ空中攻撃(エアリアルバックスイング)
前空中攻撃の振り向いたバージョン。基本的なモーションや技の発生は前空中攻撃と同じですが、むらびとのパチンコのように後ろ空中攻撃の方がダメージと吹っ飛ばしが強いのが特徴となっています。そのため、こちらのエアリアルバックスイングは相手を撃墜したい時に狙って行くと良いでしょう。
復帰阻止としても強いので、リヒターが安全に復帰出来る程度の位置であれば追撃に行っても問題ありません。先端ほど吹っ飛ばしが強いので、先端を合わせられるように間合い管理をきちんとしておく事。
上空中攻撃(エアリアルトップスイング)
リヒターの頭上に向けて鎖を伸ばして上空の相手を捉える攻撃技。主に上に浮かした相手への追撃として狙いに行ったり、上から攻めてこようとしてくる相手に先出しで潰しておくイメージで使っていきましょう。
リーチが長いですがy軸を合わせなければ当たらないので、クリーンヒットする事は稀ですが当たれば非常に強力。そこにいると思って技を出すのではなく、ここに来るだろうと相手の動きを推測して出した方がヒット率は高くなるはず。
下空中攻撃(ジャンプキック)
一瞬空中で止まった後、斜め下に急降下しながらキックを繰り出す技。主に相手に浮かされてしまった時の空中での暴れとして狙って行くのが一般的で、相手がリヒターの斜め下にいるor来そうであればジャンプキックを当てに行きましょう。
ヒット後は相手は真上に浮き、リヒター自身もフワっと浮くためその後に上必殺技がコンボとして確定します。高い位置で捉える事が出来れば早期撃墜も狙えるため、時には強気に狙いに行くのもアリです。
各種投げ攻撃
前投げ(スイングスルー)
掴んだ相手を前方向に投げ飛ばす技。吹っ飛ばす力が強いので、ダメージが溜まりすぎた相手を撃墜したい時に便利です。
後ろ投げ(スイングバックスルー)
リヒターが崖に追い詰められてしまった時に掴んだら、スイングバックスルーで相手をステージ外に追い出していきましょう。
上投げ(トス&ビート)
相手を真上に浮かしたい時にはトス&ビートを使いましょう。浮かした後は飛び道具で着地を狩ったり上空中攻撃などで追撃に行きます。
下投げ(スラップダウン)
リヒターが相手を掴んだら基本的には下投げをします。下投げ→前空中攻撃などのコンボに繋げて火力を稼いでいきましょう。
各種必殺技
通常必殺技(斧)
斧を取り出し相手に投げつける。斧は地形を貫通する特徴があり、ステージ下に逃げた相手にも当てる事が可能です。投げる瞬間にスティックを左右に倒せば飛ばす距離を調整出来ます。
相手がかなり離れた位置にいる時には投げた方向にスティックを倒し、相手がダッシュなどで距離を詰めてきそうだと判断出来たようであれば手前に投げて行きましょう。
崖外から復帰をしてくるところに投げつけるのも強いです。吹っ飛ばし力が非常に高い飛び道具であるため、100%を超えているようであれば位置によってはそのまま撃墜してしまう事も。
横必殺技(クロス)
真横に向けて十字架を投げつけて攻撃。投げられた十字架はブーメランのように戻ってきますが、こどもリンクのブーメランのようにリヒターの元へと返っては来ないので覚えておきましょう。
リヒターの立ち回りに欠かせない技となっており、暇さえあれば十字架を投げつけて相手の立ち回りにプレッシャーをかけに行きます。直接ぶつけたダメージを稼ぎに行く他、十字架を怖がりジャンプを誘ったところに空中技を置いておいたりと言った使い方が可能です。
はじき入力をするとより遠くに飛ばせるようになるため、通常入力とはじき入力の両方を上手く使いこなして場を制圧していきましょう。
上必殺技(アッパー)
リュウの昇竜拳のように高速でアッパーを放って攻撃。発生が早いのでシールドを貼った状態からの反撃の手段としてかなり使い勝手が良いです。相手の甘い攻撃を読み切る事が出来たら、確実にアッパーを当ててダメージを稼いでいきましょう。
戦場化ステージなど、出し切った後に台上に着地出来ればリスクは少なめです。確実にアッパーを当てに行きたいのであれば、通常空中攻撃を下りながら出して最終段が出る前に着地してアッパーを繰り出せばコンボとして繋がります。
下必殺技(聖水)
聖水の入った瓶を斜め下に投げつける。地面に当たると中に入った聖水が燃え広がり相手にダメージが入ります。ネスのPKファイアーのように相手を拘束させる効果があるため、相手が炎に巻き込まれている間に横スマッシュ攻撃のような強力な技を叩き込んでいきましょう。
主に相手が崖に掴まっている時に狙って行き、相手のその場&攻撃上がりを狩る手段として使っていきます。