スマブラSPのシュルクの立ち回りやコンボについて解説をして行きます。
スマブラSPのシュルクの評価は?
シュルクは武器のモナドを使った攻撃がとにかくリーチが長い。弱攻撃以外の全ての技がモナドを使った攻撃であるため、相手の攻撃の範囲外から技をバンバン叩き込んで行けます。しっかりと相手との間合いを保ちながら相手を寄せ付けないような立ち回りを心がけて行けば、飛び道具を持たずとも要塞のような戦い方が可能です。
そして何と言ってもシュルクと言えば通常必殺技の「モナドアーツ」でしょう。クラウドのリミットブレイクのようにシュルク自身の能力を要所要所で高める事ができ、立ち回りの幅を広げる事が可能です。
相手が早い動きが苦手なようであれば「疾」を、守りを固めているなと判断出来たら「斬」で攻め込むなど、相手の短所をより攻め込んでいけるような立ち回りが出来るのもシュルクならでは。
ただし、シュルクは全体的に技の発生が遅いファイターであるため、マリオのようにインファイトをガツガツ仕掛けてくるような相手が苦手。なるべく近寄らせないように、リーチを活かして相手の技を先に潰しておくようなプレイングが求められます。
1つのファイターで様々な能力を使いこなしたい方にシュルクがおすすめです。
弱攻撃~各種強攻撃
弱攻撃(ストレート→サイドキック→アッパースイング)
パンチ→キック→スイングの順に3連続で攻撃が出せる弱攻撃技。シュルクは強攻撃を始めとした地上で出せる技のほとんどが10Fとかなり発生が遅いですが、弱攻撃だけは5Fの速さで繰り出す事が出来ます。
ただし、ストレートとサイドキックのリーチはかなり短く、ど密着状態で繰り出さないと攻撃の範囲外から相手に殴られてしまう事も。手軽に出せる暴れ技として機能し辛いため、シュルクの立ち回りで狙える場面は割と少な目。
シールドが削れている時など、近距離でどうしようもなくなった時の暴れとして使っていくと良いでしょう。
横強攻撃(サイドスイング)
モナドを横に鋭く振り抜く攻撃。発生は強攻撃全体で見ても割と遅く後隙も長めではあるものの、その分ダメージと吹っ飛ばしは強いです。近距離での暴れとして出すよりかは、
相手がダッシュでシュルクの懐に飛び込んでくる読みで置き技として使ってみたり、回り込み回避を読んで引きステップを踏んでから打つなど中距離でのけん制として使っていきましょう。
相手のダメージが100%を超えていれば崖際で撃墜も狙って行けるため、シールドを固めている相手にぶっ放していくのもアリです。
上強攻撃(ホップスイング)
軽めにジャンプをして上方向にモナドを振り抜く。武器を使っているだけあってリーチはかなり長く、だいたいシュルク2人分の高さまで攻撃範囲が及びます。
主にジャンプを起点に攻め込んでくる立ち回りをしてくる、アイクやフォックスのようなファイターに対し、上から攻撃を被せられる前に予め置いておいて迎撃するイメージで使っていきます。
ぴったしのタイミングで合わせようとすると相手の暴れが通ってしまう場合もあるため、リーチを活かして落ち着いて早めに出す意識を持つのが上手く当てるコツ。
下強攻撃(ローカッター)
相手の足元を目がけてモナドで斬り抜いて攻撃する技。発生は若干遅めなのが気になる点ではあるものの、リーチが長く後隙も短いため2,3回程度連発出来るのが強いポイント。
主に地上で相手がダッシュで近づいてくる読みで先出ししておいたり、ステップでプレッシャーをかけてくる相手への安定択として使っていくのが一般的なローカッターの使い方。
その他にも、通常空中攻撃をシールドされたりかわされた後の誤魔化し択として暴れて行くのもおすすめです。
ダッシュ攻撃~各種スマッシュ攻撃
ダッシュ攻撃(ダッシュスラッシュ)
ダッシュしながらモナドで斬り抜く技ですが、攻撃する直前に急ブレーキをかけてしまうため思ったよりも技が伸びないのが特徴となっています。ダッシュの良さを活かしきれないだけでなく発生も遅く威力もそこまで強くないため、基本的にはシュルクの立ち回りで使うのは封印しておくと良いでしょう。
狙うとするならば相手のダッシュを読んで置き技として使っていきます。ダッシュから直接攻撃を繰り出したいのであれば、ダッシュブレーキをかけて横強攻撃を打つのがおすすめです。
横スマッシュ攻撃(モナドスマッシュ)
モナドを横に突き出して攻撃。モナド+光部分の2段ヒット技となっています。シモンの横スマッシュ攻撃ほどではありませんが、リーチはかなり長く相手と距離が離れている場合でも当たる事は多いです。
色々な場面で使えるスマッシュ攻撃技で、試合序盤で低%の相手に通常空中攻撃→横スマッシュ攻撃のコンボとして繋げて火力を稼ぎに行ったり、100%近い相手への撃墜手段としても狙って行けます。おもむろにぶっ放していく場合ど密着状態で出してしまうと反撃を取られてしまうため、基本的にはシールドをされても相手の攻撃が間に合わない位置で使っていきましょう。
置き技として使ったり、相手のダッシュを読んで引きステップから使ったりなど。
上スマッシュ攻撃(アンチエアモナド)
モナドの先から光を放って攻撃する技。こちらも横スマッシュ攻撃と同じくモナド+光の2段ヒット技です。上方向に攻撃判定が広い技なので相手が上から攻めてきた時の対空として使えるのはもちろんの事、技を出した瞬間に地上で衝撃を起こして巻き込めるので、相手がシュルクの前後にいる時に狙って行っても当てる事が出来ます。
主に相手のダメージが高い時の撃墜手段として、着地を一点読みしてぶっ放してみたり、相手の崖上がりを読んでスマッシュホールドしておくと言った当て方があります。
下スマッシュ攻撃(ピボットモナド)
シュルクが地上でクルクル回りながら相手の前後の足元付近をモナドで斬りつける技。攻撃範囲の広さを活かして、主に崖に掴まっている相手へのけん制として狙って行きます。位置によってはジャンプ上がり以外の全ての上がり方を狩れるため、ジャンプ上がりを直前に何度も狩った後の読み合いとして狙って行きましょう。
ただし、攻撃の持続こそ長いもののその分技の後隙はとんでもなく長いです。相手が地上で読み合ってこず、空中から起点に攻めてくるような立ち回りをしているようであれば、反撃を取られないためにもピポッドモナドは封印しておくのが無難です。
各種空中攻撃
通常空中攻撃(クロックターン)
空中でシュルクを中心にしてモナドを振り回す技。攻撃範囲がかなり広くかつクロックターンから色んなコンボにも繋がるため、シュルクの立ち回りの軸となる技の1つと言っても良いでしょう。主に地上にいる相手に前側の攻撃判定を押し付けて行き、ヒット確認が出来たらコンボに繋げていきます。
相手のダメージが低ければ、通常空中攻撃→横強攻撃or横スマッシュ攻撃などでゴリゴリダメージを稼いでいきましょう。着地隙もほとんどないため先端を当てるのを意識すると、仮にシールドをされていても下強攻撃などを入れ込んで置けば反撃を貰う事も少なくなります。
前空中攻撃(ワイドスラッシュ)
前方向に向けてモナドを振り抜いて攻撃する技で、横に対して180°近い攻撃判定があるためかなり当てやすいです。主に浮かした相手への追撃として狙いに行ったり、地上でステップを刻んで読み合おうとしている相手に小ジャンプから先端部分を押し付けるようなイメージで振って行きます。
相手がリーチの短めなガオガエンのようなファイターですとワイドスラッシュを振るだけでも近寄り辛いため、間合い管理を意識しながら安定行動からダメージを稼いでいきましょう。復帰阻止としても優秀なので時には深めに追いに行ってみましょう。
後ろ空中攻撃(ビハインドスラスト)
モナドを空中で後ろに付きつけるような攻撃技。発生はシュルクの空中技の中でもかなり遅めですが、リーチが長く横方向へのけん制として滅法強い技となっています。主に地上にいる相手に小ジャンプから押し付けて行き、地上でシールドを貼る事へのリスクを付けに行きます。
基本的に狙う場面は地上の相手のみ。空中にいる追撃として使おうと思うと、ほぼ横方向一点で捉えなければならない事と、技を外した時の後隙が大きく反撃を取られやすいです。同様に復帰阻止も極力ビハインドスラストは封印。前空中攻撃で追撃に行くようにしましょう。
上空中攻撃(スタップアップ)
空中で上方向にモナドを突き上げて攻撃する2段ヒット技。通常空中攻撃などを当てた後に、ジャンプで上に逃げた相手などに追撃として狙いに行くのが一般的。ダメージも高く2段ヒットした際には19%入るのでなかなかに美味しいです。
モナドを「翔」に切り替えれば相当高いところまでジャンプ出来るため、油断した相手に当てれば早期撃墜or意表を突いた撃墜が出来る場合もあります。判定も武器判定で信頼出来るため、浮かされたら弱いスネークなどのファイターには強気に狙いに行きましょう。
下空中攻撃(スタップダウン)
こちらはモナドを下に付きつけるように攻撃する、上空中攻撃の反対バージョンのような技となっています。下空中攻撃のスタップダウンも2段ヒット技となっており、2段目はメテオ判定で当たれば下方向に飛ばす事が可能です。
相手をステージ外に追い出し、相手が崖の下から戻ってくるような復帰をして来たらスタップダウンでメテオを狙いに行ってみましょう。
各種投げ攻撃
前投げ(ホールドスイング)
掴んだ相手を前方向に投げ飛ばす技。相手を崖に追い詰めた時などに狙いに行きます。
後ろ投げ(バックブレイカー)
逆にシュルクが崖に追い詰められた時に掴む事が出来たら、バックブレイカーで状況を立て直していきましょう。
上投げ(アンダーハンドスピア)
相手を真上に投げ飛ばす技。特に繋がるコンボはありませんが、相手を浮かして上空中攻撃で撃墜を狙う時の起点としては便利です。
下投げ(アースピアース)
低%に限り下投げ→前空中攻撃がコンボとして繋がります。ただ、下投げ自体のダメージが低いためコンボが繋がらなくなったら基本は封印。
各種必殺技
通常必殺技(モナドアーツ)
翔・疾・盾・斬・撃の5種類のモードがあり、それぞれのモードによってシュルクの持つ能力を最大限に高める事が出来ます。Bボタン連打で順番通りに選べるほか、Bボタンを長押しする事で順番を待たずとも出したいモナドを即座に出す事も出来ます。
- 翔→ジャンプ力がアップ。相手から貰うダメージ量がアップ
- 疾→ダッシュなど移動速度がアップ。技の威力とジャンプ力がダウン
- 盾→相手の攻撃が吹っ飛びにくくなる。スピードと技の威力がダウン
- 斬→技全体の威力がアップ。吹っ飛ばしがダウン、相手からのダメージ量アップ
- 撃→相手を吹っ飛ばす力がアップ。与えられるダメージ量がダウン
と言った特徴があります。それぞれの長所と短所をしっかりと理解して、各局面で最適なモナドを選んでいくと良いでしょう。
例えば試合序盤に相手に一気に畳みかけてダメージで優位に立ちたい時には「斬」を、シュルクのダメージが溜まってしまい少しでも長く生き延びたいなどには「盾」を、相手のダメージが70%近くになり崖際に追い詰めた時には「撃」などを使っていきます。
モナドアーツを上手く使いこなせるかどうかで、シュルクで勝てる確率は大きく変わってくるため自由自在に出したいモナドを出せるように練習しておきましょう。
横必殺技(バックスラッシュ)
ジャンプをしながら斜め下方向へと相手に飛び込んで斬りかかる攻撃技。技の効果に特徴があり、技名の通り相手が後ろを向いている時に当てると、ダメージ&吹っ飛ばしともに大きくなります。また、空中で出せば斜め下に勢いよく飛んでいくため、着地狩りのタイミングをずらす択として暴れてみるのも強いバックスラッシュの使い方となります。
主に相手が後ろ空中攻撃を立ち回りの軸として立ち回ってきやすいマリオのようなファイターには、浮かされた後の暴れとして強気に狙ってみるのもおすすめ。一応崖を掴む事も出来ますが、位置調整を失敗して自滅をしないようにだけ注意。
上必殺技(エアスラッシュ)
上方向にジャンプをして斬りかかる技。上昇後に再びBボタンを押せば、強い吹っ飛ばしの斬り払いが打てます。復帰として使う以外にも、リーチの長さを活かしてシールドからの反撃として技を見せて行くのもなかなかに強いです。
特に戦場化ステージなど、上に台があるステージであれば割とリスクなく振って行く事が出来ます。シールドを貼って守りを固めているシュルクに対し、相手が甘い差し込みをしてきたようであればエアスラッシュで反撃確定を狙って行きましょう。
下必殺技(ビジョン)
カウンターの構えを取り、その間に攻撃を受けると貰った技の威力に応じて相手に返す技。攻撃を受けた瞬間にスティックを横に倒しておけば、素早くカウンターを出す事も出来ます。主にシュルク側のダメージが低い時に、相手が技を振ってきそうなタイミングで置いておく使い方をしていきます。
ただし使えば使う程受け付け時間は短くなる上、読まれた時のリスクは大きいので基本的には立ち回りではあまり使わず、ここぞという場面での裏択として見せて行くのがおすすめです。